BLOG
ブログ

WEB予約WEB予約
mail
お問い合わせはこちら

オールオン4、6をできない病気は??

2025年03月04日 [インプラント]

オールオン4、6をできない病気は??

こんにちは。練馬区大泉学園駅徒歩1分のエールデンタルクリニックです。

今回は、多くの患者様からご質問いただく「オールオン4、オールオン6の治療を受けられない場合」について、詳しくご説明させていただきます。

オールオン4・6とは?

まず基本的なことから説明させていただきますと、オールオン4・6は、わずか4本もしくは6本のインプラントで上下の歯列全体を支える革新的な治療法です。従来のフルインプラント治療と比べて、手術の負担が少なく、治療期間も短縮できる特徴があります。

しかし、すべての方がこの治療を受けられるわけではありません。以下、治療を受けられない可能性のある病気や状態について詳しく解説していきます。

1. 骨粗しょう症

骨粗しょう症は、オールオン4・6の治療において最も注意が必要な疾患の一つです。

– 骨密度の低下により、インプラントの固定が困難

– 特にビスホスホネート系薬剤を服用している場合は要注意

– 顎骨壊死のリスクが高まる可能性

ただし、骨粗しょう症があるからといって、必ずしも治療ができないわけではありません。症状の程度や投薬状況によって、個別に判断させていただきます。

2. 重度の糖尿病

血糖値が適切にコントロールされていない糖尿病患者様の場合

– 傷の治りが遅くなる

– 感染リスクが高まる

– インプラントの術後経過に影響が出る可能性

HbA1c値が7.0%以下にコントロールされている場合は、治療を検討できる場合が多いです。

3. 重度の歯周病

活動性の高い歯周病がある場合

– 顎骨の状態が不安定

– 感染リスクが高い

– インプラント周囲炎のリスクが上昇

ただし、歯周病の治療を行い、症状が安定してからであれば治療可能な場合もあります。

4. 顎骨の状態が良くない場合

以下のような状態の場合、治療が困難な場合があります:

– 顎骨の量が著しく少ない

– 顎骨の質が悪い

– 上顎洞が大きく下がっている

このような場合、骨造成術などの追加治療が必要になる可能性があります。

5. 自己免疫疾患

自己免疫疾患をお持ちの方の場合

– 免疫抑制剤の使用による感染リスク

– 傷の治りが遅くなる可能性

– 術後の経過に不安定さが出る可能性

治療の可否は、疾患の種類や程度、使用している薬剤によって個別に判断が必要です。

6. がん治療中の方

特に以下の治療中の方は注意が必要です

– 放射線治療を受けている

– 化学療法を受けている

– 免疫療法を受けている

治療終了後、一定期間経過してからの実施を検討させていただきます。

当院での対応について

エールデンタルクリニックでは、患者様の状態を総合的に判断し、最適な治療方針をご提案させていただいております。

– 詳細な問診と検査の実施

– CT撮影による骨の状態確認

– 血液検査結果の確認

– かかりつけ医との連携

必要に応じて、オールオン4・6以外の治療選択肢もご提案させていただきます。

まとめ

オールオン4・6は革新的な治療法ですが、すべての方に適しているわけではありません。以下のような方は特に注意が必要です。

1. 骨粗しょう症の方

2. 重度の糖尿病の方

3. 活動性の高い歯周病の方

4. 顎骨の状態が良くない方

5. 自己免疫疾患をお持ちの方

6. がん治療中の方

ただし、これらの疾患があるからといって、必ずしも治療ができないわけではありません。症状や状態によって個別に判断させていただきます。

最寄り駅の大泉学園駅から徒歩1分という便利な場所にございます。

お一人お一人の状態に合わせた最適な治療プランをご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。


練馬区大泉学園エールデンタルクリニックでは経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

↑