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インプラント治療は骨粗鬆症でも可能ですか?

2025年03月13日 [インプラント]

インプラント治療は骨粗鬆症でも可能ですか?

こんにちは、練馬区大泉学園にあるエールデンタルクリニックです。「インプラント治療は骨粗鬆症でも受けられるのか?」というご質問を患者様からよくいただきます。特に骨粗鬆症をお持ちの方は、インプラント治療が可能かどうか不安に感じることも多いのではないでしょうか。この記事では、骨粗鬆症とインプラント治療の関係について、日本口腔インプラント学会のガイドラインや最新の知見を踏まえながら、わかりやすく解説します。練馬区大泉学園でインプラント治療を検討中の方にぜひお読みいただきたい内容です。

骨粗鬆症とは?インプラント治療との関係を理解する

まず、骨粗鬆症とはどのような病気かを簡単に説明します。骨粗鬆症は、骨の密度や質が低下し、骨がもろくなりやすい状態を指します。加齢やホルモンバランスの変化、生活習慣などが原因で起こりやすく、特に閉経後の女性に多く見られます。骨は常に「壊す」と「作る」のバランスで維持されていますが、骨粗鬆症ではこのバランスが崩れ、骨が弱くなってしまうのです。

インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。この治療の成功には、インプラント体が顎の骨としっかりと結合する「オッセオインテグレーション」が不可欠です。そのため、「骨粗鬆症だと骨が弱いからインプラントができないのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。しかし、実際には骨粗鬆症そのものがインプラント治療の絶対的な禁忌ではないことがわかっています。

日本口腔インプラント学会の「口腔インプラント治療指針」でも、骨粗鬆症自体がインプラント治療の失敗に直接結びつくという明確なエビデンスは少ないとされています。重要なのは、骨粗鬆症の状態や治療に使用している薬剤、そして患者様の全身状態を総合的に評価することです。

骨粗鬆症の治療薬とインプラント治療の注意点

骨粗鬆症をお持ちの方でインプラント治療を考える際に、特に注意が必要なのが「骨粗鬆症治療薬」です。骨粗鬆症の治療には、ビスフォスフォネート製剤(BP剤)やデノスマブ(抗RANKLモノクローナル抗体)などの骨吸収抑制薬がよく使われます。これらの薬は骨を強くする効果がある一方で、まれに「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」という副作用を引き起こす可能性があります。

薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)とは?

MRONJは、骨吸収抑制薬を長期間使用している患者様が、抜歯やインプラント手術などの口腔外科処置を受けた際に、顎の骨が細菌感染によって壊死してしまう状態です。症状としては、顎の痛みや腫れ、骨の露出、歯の動揺などが挙げられます。特に口腔内は常に細菌が存在する環境であるため、こうした副作用が起こりやすいとされています。

日本口腔インプラント学会のガイドラインでも、MRONJのリスクを最小限に抑えるために、骨吸収抑制薬を使用している患者様に対しては慎重な治療計画が求められると記載されています。ただし、MRONJの発症頻度はそれほど高くなく、点滴薬で1~2%、内服薬で0.01~0.02%程度と報告されています。つまり、骨粗鬆症治療薬を使っていても、適切な管理のもとでインプラント治療が可能なケースが多いのです。

練馬区大泉学園エールデンタルクリニックのアプローチ

エールデンタルクリニックでは、骨粗鬆症をお持ちの患者様に対して、まず主治医と連携を取り、全身状態や服用中の薬剤を確認します。例えば、ビスフォスフォネートを長期間使用している場合、治療前に一定期間の休薬を検討することもあります。ただし、休薬が必ずしもMRONJ予防に有効というエビデンスはなく、骨粗鬆症の進行リスクとのバランスを考慮する必要があります。そのため、当院ではガイドラインや最新の研究データを基に、個々の患者様に最適なプランを提案します。

また、インプラント治療を行う前に、CTスキャンで顎の骨の状態を詳細に確認し、骨量や骨質が十分かどうかを評価します。練馬区大泉学園でインプラント治療をお考えの方には、こうした精密な診断を通じて安心して治療を受けていただける環境を整えています。

骨粗鬆症でもインプラント治療が成功する条件

骨粗鬆症であっても、インプラント治療を成功させるためにはいくつかの条件があります。以下にそのポイントを解説します。

1. 顎の骨の状態を確認する

骨粗鬆症は全身の骨に影響を与えますが、顎の骨だけが極端に弱くなるわけではありません。実際、インプラント治療における顎の骨の結合成功率は、骨粗鬆症患者でも非患者と大きな差がないとする研究もあります。エールデンタルクリニックでは、3D画像診断を用いて顎の骨の密度や厚みを正確に把握し、治療の可否を判断します。

もし骨量が不足している場合は、「骨造成」という技術を用いて骨を補強することも可能です。例えば、GBR(骨誘導再生法)やサイナスリフトといった方法で、インプラントを埋め込むための土台を整えます。これにより、骨粗鬆症の方でも安全に治療を受けられるケースが増えています。

2. 口腔内の健康管理を徹底する

MRONJのリスクを減らすためには、口腔内の清潔さが非常に重要です。歯周病や虫歯があると、細菌感染が起こりやすくなり、インプラントの成功率が下がる可能性があります。エールデンタルクリニックでは、治療前に口腔内のメンテナンスを行い、感染リスクを最小限に抑えます。また、術後も定期的なクリーニングやメンテナンスを担当歯科衛生士がサポートします。

3. 全身状態の管理と連携

骨粗鬆症だけでなく、糖尿病や喫煙習慣などの全身要因もインプラント治療に影響を与えます。特に喫煙は血流を悪化させ、骨とインプラントの結合を妨げるため、禁煙をおすすめする場合もあります。練馬区大泉学園のエールデンタルクリニックでは、患者様の健康状態を総合的に評価し、かかりつけ医と連携しながら治療を進めます。

日本口腔インプラント学会のガイドラインを踏まえた治療

日本口腔インプラント学会は、インプラント治療の安全性を高めるために「口腔インプラント治療指針」を公開しています。この指針では、骨粗鬆症患者に対して以下のようなポイントが強調されています。

– リスク評価: 骨吸収抑制薬の使用期間や投与方法(内服か注射か)を確認し、MRONJのリスクを事前に評価する。

– インフォームドコンセント: 患者様に治療のメリットとリスクを十分に説明し、納得の上で治療を進める。

– 術前・術後の管理: 感染予防のための抗菌薬使用や、口腔衛生の維持を徹底する。

エールデンタルクリニックでは、これらのガイドラインを遵守しつつ、練馬区大泉学園の地域特性や患者様のニーズに合わせた柔軟な対応を行っています。例えば、治療中の不安を軽減するために静脈内鎮静法(セデーション)を導入し、眠っている間に治療を終えることも可能です。

練馬区大泉学園でインプラント治療をお考えの方へ

「骨粗鬆症だからインプラントは無理」と諦める必要はありません。エールデンタルクリニックでは、骨粗鬆症をお持ちの方でも安心して治療を受けられるよう、以下の強みを活かしています。

– 専門性の高いチーム医療: インプラント治療に精通した歯科医師が在籍し、各分野の専門家が連携して治療を進めます。

– 最新設備による精密診断: CTや3Dシミュレーションを活用し、正確で安全な治療計画を立案します。

– 無料相談・カウンセリング: 練馬区大泉学園でインプラントを検討中の方に、気軽にご相談いただける機会を設けています。

骨粗鬆症の方でも、インプラント治療によって「しっかり噛める喜び」を取り戻した患者様は多くいらっしゃいます。例えば、70代の女性患者様は骨粗鬆症治療中でしたが、骨量を補う処置を行い、無事にインプラントを装着。以前よりも食事が楽しめるようになったと喜んでいただきました。

まとめ:骨粗鬆症とインプラント治療の可能性

結論として、骨粗鬆症でもインプラント治療は十分に可能です。ただし、治療薬の影響や顎の骨の状態、全身健康を考慮した慎重な計画が不可欠です。日本口腔インプラント学会のガイドラインを参考に、エールデンタルクリニックでは患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

練馬区大泉学園でインプラント治療をお考えの方は、ぜひ一度エールデンタルクリニックにご相談ください。アクセスも便利な大泉学園駅近くに位置しています。無料相談で不安を解消し、あなたに最適な治療法を見つけましょう。しっかり噛める毎日を取り戻す第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?


練馬区大泉学園エールデンタルクリニックでは経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

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