オールオン4と総入れ歯の違いについて
2023年12月07日 []
オールオン4と総入れ歯の違いについて
結論から言いますと、オールオン4と総入れ歯は全く違うものです。一見見た目は似ていますが、治療方法、特徴は全く別物です。
インプラントとは、歯を失ってしまった場合に、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に義歯を取り付ける治療法です。
インプラントは自分の歯に近い噛み心地や見た目を実現できるというメリットがありますが、高額な費用や外科手術のリスクなどのデメリットもあります。
総入れ歯とは、歯がすべてなくなってしまった場合に、歯茎に乗せる人工の歯のことです。総入れ歯は比較的安価で手軽に作れるというメリットがありますが、噛み合わせや装着感が悪く、顎の骨が痩せてしまうというデメリットもあります。
オールオン4とは、インプラントと総入れ歯の中間的な治療法で、最小で4本のインプラント体に対して片あご全体の義歯を取り付ける方法です。
オールオン4は、インプラントのメリットを最大限に活かしながら、費用や手術の負担を抑えることができるという特徴があります。
この記事では、オールオン4のメリットとデメリット、総入れ歯との違い、治療の流れと費用などについて詳しく解説します。オールオン4に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
オールオン4のメリットとデメリット
オールオン4は、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 強く噛むことができる
オールオン4は、インプラント体で全体の義歯をしっかりと顎の骨に固定するため、強めに噛むことも可能です。自分の歯のような噛み心地を実現します。固い食べ物やよく噛む必要のある食べ物でも、安心して食事を楽しめるのは大きなメリットと言えます。
- 身体への負担が少ない
オールオン4は最小4本のインプラント体を即日埋入・義歯装着まで行うため、患者の負担が最小限で済みます。多数の欠損歯を補うインプラント治療における身体への負担として、よく挙げられる以下の問題を解消する治療法と言えます。
- 治療期間が長い
- 埋入する本数が多い
- 外科治療を複数回行う必要がある
インプラント治療で多数の義歯を入れたいけれど身体への負担が心配、という方にとっては大きなメリットです。
- 通常のインプラントより費用を抑えられる
オールオン4は、インプラント体を埋入する本数が4本~6本のみです。12本すべての義歯を1本ずつインプラント治療するよりも費用が抑えられます。顎全体の歯をインプラント治療したい方にとって、費用面で比較的手を出しやすい治療法です。
- 顎の骨への影響も少なく若々しさを保てる
オールオン4はインプラント体を直接顎の骨に打ち込むため、毎日しっかり噛むことが顎への刺激になり、顎骨の吸収・変形を抑えることが可能です。フェイスラインの変形も抑制され、顔全体の印象を若々しく保つことができるのは大きなメリットと言えます。
オールオン4と総入れ歯の違いについての文章に、以下の追加文章を挿入することで、内容をより充実させ、文字数を増やすことができます。
追加文章1(「オールオン4のメリットとデメリット」の「メリット」と「デメリット」の間に挿入): オールオン4は、低侵襲性と高い機能性を兼ね備えた画期的な治療法ですが、すべての方に適しているわけではありません。オールオン4が向いている方は、以下のような条件に当てはまる方です。
- 総入れ歯では満足できない方
- インプラントによる治療を希望するが、費用や手術の負担が心配な方
- 顎の骨が十分にある方
- 全身状態が良好で、外科手術が可能な方
一方、オールオン4が向いていない方は、以下のような条件に当てはまる方です。
- 顎の骨が不足している方
- 重度の歯周病や全身疾患がある方
- 費用の負担が難しい方
- メンテナンスに通えない方
オールオン4を検討する際は、自分の口腔内の状態や全身状態、ライフスタイルなどを考慮し、歯科医師とよく相談することが大切です。
デメリット
- 外科手術が必要になる
オールオン4で行う治療は、歯茎を切開し、顎の骨にドリルで穴をあけてインプラント体を埋入する外科手術です。そのため、一般的な外科手術と同様に、リスクがあります。全身状態に心配があり、外科手術が難しい方にとってはむいていない治療法です。
- 健康な歯も抜歯することになる
オールオン4は総入れ歯のような形状の義歯を装着する治療法です。自分の歯が残っている状態ではオールオン4の治療を適用できません。オールオン4を適用したいのであれば、残っている歯が健康であってもすべて抜歯する必要があります。
- 治療可能な歯科医院が限られる
オールオン4は患者にとってメリットが大きい治療法である一方で、少ない本数のインプラント体でしっかりと12本の義歯を支える必要があるため、手術には高い技術が必須です。インプラント治療は扱っていても、技術や設備的な問題でオールオン4の治療に対応していない歯科医院も少なくありません。治療を受けたい方は、まず通える範囲でオールオン4の治療に対応できる歯科医院があるかを検討する必要があります。
- 保険適用外で治療費が高い
オールオン4でのインプラント治療は、保険適用外です。すべてが実費負担となりますので、保険適用可能な治療法と比較すると非常に高額です。一般的には上下の顎の骨どちらかの治療だけでも200万円前後はかかると言われています。費用をあまりかけたくない方にとって、オールオン4は向いていない治療法と言えます。
- 治療後もメンテナンスが必要
オールオン4は一度インプラントを埋入したら終わりではありません。定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。メンテナンスでは、インプラント体や義歯の状態をチェックし、必要に応じて清掃や調整を行います。メンテナンスを怠ると、インプラントの寿命が短くなるだけでなく、インプラント周囲炎やインプラントの破損などのトラブルが発生する可能性があります。また、義歯の汚れや磨耗も進み、見た目や噛み心地が悪くなることもあります。メンテナンスの頻度や内容は、歯科医院や個人の状態によって異なりますが、一般的には3ヶ月~6ヶ月に1回程度が目安です。メンテナンスにも費用がかかりますが、インプラントの長期的な安定性と機能性を保つためには必要な投資と考えましょう。
オールオン4と総入れ歯の違い
オールオン4と総入れ歯は、どちらも顎全体の歯を補う治療法ですが、以下のような違いがあります。
インプラントの有無
オールオン4はインプラントを用いる治療法ですが、総入れ歯はインプラントを用いません。総入れ歯は歯茎に乗せるだけの義歯で、歯茎との摩擦や吸着力で固定されます。そのため、総入れ歯はオールオン4に比べて噛み心地や装着感が劣ります。また、総入れ歯は顎の骨に刺激を与えないため、顎の骨が痩せてしまい、義歯のフィット感が悪くなったり、顔の形が変わったりすることがあります。
費用の差
オールオン4はインプラントを用いるため、総入れ歯に比べて費用が高くなります。一般的には、オールオン4は上下の顎の骨どちらかの治療だけでも200万円前後はかかりますが、総入れ歯は上下の顎の骨どちらかの治療だけでも10万円前後で済みます。費用面での負担が大きい方にとっては、総入れ歯の方が選択肢となるでしょう。
治療期間の差
オールオン4は即日埋入・義歯装着が可能な治療法ですが、総入れ歯は数週間~数ヶ月の治療期間が必要です。総入れ歯は歯茎の形に合わせて義歯を作製するため、歯茎の状態が安定するまでに時間がかかります。また、総入れ歯は義歯の調整や慣れのために何度も歯科医院に通う必要があります。治療期間を短くしたい方にとっては、オールオン4の方が魅力的と言えるでしょう。
オールオン4と総入れ歯は、どちらも顎全体の歯を補う治療法ですが、それぞれの特徴を理解し、自分に合った方を選択することが重要です。オールオン4は、総入れ歯よりも高い機能性と審美性が期待できる一方で、費用や手術の負担が大きいというデメリットがあります。総入れ歯は、オールオン4よりも費用が抑えられ、手術の必要がないというメリットがある一方で、機能性や審美性、顎の骨への影響などの面では劣ります。
自分の口腔内の状態や全身状態、ライフスタイル、予算などを総合的に考慮し、歯科医師とよく相談して、最適な治療法を選択しましょう。また、治療後のメンテナンスも重要です。定期的なメンテナンスを受けることで、インプラントや義歯の長期的な安定性と機能性を保つことができます。
オールオン4の治療の流れと費用
オールオン4の治療の流れと費用は、以下のようになります。
1. カウンセリング
まずは歯科医院でカウンセリングを受けます。オールオン4の治療についての説明や、自分の歯や顎の骨の状態の確認、治療計画や費用の見積もりなどを行います。カウンセリングでは、自分の希望や不安などを歯科医師に伝えることが大切です。カウンセリングの費用は、歯科医院によって異なりますが、一般的には1万円~3万円程度です。
2. 抜歯
オールオン4の治療を受けるには、自分の歯が残っていてもすべて抜歯する必要があります。抜歯は、インプラント体を埋入する前に行います。抜歯の費用は、保険適用内で行える場合がありますが、歯科医院や抜歯する本数によって異なります。一般的には、1本あたり1,000円~3,000円程度です。
3. インプラント体の埋入
抜歯後、顎の骨にインプラント体を埋入します。インプラント体は、顎の骨にドリルで穴をあけて打ち込む外科手術です。オールオン4では、最小で4本のインプラント体を埋入します。インプラント体の埋入の費用は、歯科医院やインプラント体の種類や本数によって異なりますが、一般的には、1本あたり20万円~30万円程度です。
4. 上部構造(補綴物)の装着
インプラント体を埋入した当日に、義歯(上部構造)を装着します。義歯は、インプラント体にねじで固定されます。オールオン4では、12本の義歯を1つのブリッジで作製します。義歯の装着の費用は、歯科医院や義歯の素材や形状によって異なりますが、一般的には、1つのブリッジあたり100万円~200万円程度です。
5. メンテナンス
インプラント体や義歯の状態を定期的にチェックし、必要に応じて清掃や調整を行います。メンテナンスの費用は、歯科医院やメンテナンスの頻度や内容によって異なりますが、一般的には、1回あたり3,000円~10,000円程度です。
オールオン4と総入れ歯まとめ
オールオン4は、インプラントと総入れ歯の中間的な治療法で、最小で4本のインプラント体に対して片あご全体の義歯を取り付ける方法です。オールオン4は、インプラントのメリットを最大限に活かしながら、費用や手術の負担を抑えることができるという特徴があります。
しかし、外科手術が必要になったり、健康な歯も抜歯することになったり、保険適用外で治療費が高かったり、治療後もメンテナンスが必要になったりというデメリットもあります。
オールオン4に興味のある方は、歯科医院でカウンセリングを受けて、自分に合った治療法を選択することが大切です。
オールオン4と総入れ歯の違いの詳細について
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