進撃の巨人に学ぶ、歯科のこと
2023年11月09日 [スタッフブログ]
こんにちは。
今週の日曜日、ついに最終回を迎えた『進撃の巨人』。
皆さんはご覧になったことがありますか?
予測不能なストーリー展開や奇抜なキャラクターに加え、哲学的・政治的内容も組み込まれていて、こんなに面白いアニメ(漫画)を私は見たことがないと思えるほど素晴らしい作品ですので、お時間がある際にご覧になってくださいね☺
余談ですが(と言っても、私の中ではメインのような内容ですが笑)、この感動的な物語が幕を閉じたことで、私はある特別な思い出が蘇りました。
当医院(本院のにじいろマイクロスコープ・セラミック歯科医院)に以前勤務していた先生と、『進撃の巨人』の話題がきっかけで親しくなったことです。
先生はもう退職してしまいましたが、この作品が私たちのコミュニケーションの一部となり、お互いに共感し合うきっかけとなったことを今でも忘れていません。
(「今更はまってるんですか?!笑」とツッコまれたことが特に印象的でした!)
さて本題に入ります!
最終回を迎えた『進撃の巨人』に触発され、今回は「進撃の巨人に学ぶ、歯科のこと」をテーマにお話ししてみたいと思います。
物語の終焉を迎えた今、その中に隠された歯科に関連する興味深い要素を一緒に探っていきましょう。(ネタバレはしませんのでご安心ください!)
特徴的な巨人たちの歯
巨人たちは皆、歯の本数が異常なまでに多いのが特徴です。
また、恐ろしいほど歯並びがきれいです!笑
人間の歯の本数は、乳歯で20本、永久歯で28~32本(親知らずによる)ですが、絵を見ると巨人たちは50本以上ありそうです。(*_*;
歯科の視点から見た巨人たちの歯
進撃の巨人の歯の多様性に歯科に勤める身としては興味津々です。
例えば、巨人の歯には鋭さや過剰歯が目立ち、これらはどれも普通の人間の歯とは異なります。
我々人間の場合、この過剰歯は30~40人の割合で発生し、特に前歯に多いそうです。
また鋭い歯は、犬歯や糸切り歯と呼ばれ前歯から3番目の歯を指します。極まれに、中心結節という奥歯に尖りがある歯が生える方もいらっしゃいます。
この歯の特異性には、物語の中で何かしらの意味が隠されているのではないかと考えざるを得ませんが、そこに込められた思いは作者さんにしか分かりません。
ですが、鋭い歯は獲物を狩るための適応として捉えられ、過剰歯は種の進化や変異を示唆しています。さらに、巨人たちの歯の本数や形態も個々のキャラクターに合わせた独自の特徴を持っている、と考えることもできそうですね。
歯科の視点から見れば、これらの歯の特徴が現実の進化論や遺伝学の観点からどのように説明されるのかが興味深いです。
進撃の巨人の世界観を歯科の専門知識と結びつけ、物語の奥深さを垣間見ることができるかもしれませんね。
冒頭にでてきた先生に、今回のこの話題で一言コメントをいただけたら良かったな、と少し残念に思います。
退職されてからも、元気で活躍をされていることと思います。
機会があれば、医院へ遊びに来てくれると嬉しいです!
いかがでしたか?
進撃の巨人から学ぶ歯科のことは、物語において描かれた巨人たちの歯の独特な特徴が、現実の進化や遺伝学の原則と密接に関連し、深い意味を秘めています。
同時に、患者さんそれぞれの歯の特性を理解し、最良のケアを提供する際には柔軟性と独自性が必要とされます。物語の登場人物たちの歯が物語の進行やキャラクター性を表現しているように、歯科医は患者の歯の個性を尊重し、それに基づいたケアを提供いたします。
見た目や痛みなどでお悩みの方は、エールデンタルクリニックへご来院ください。
先生には言いにくいことも、トリートメントコーディネーターが丁寧に対応いたします。
当クリニックには各専科の経験豊富な歯科医師が在籍し、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。お気軽にご相談ください。