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「たかが歯周病・・・」と思うとキケン?!

2023年04月24日 [スタッフブログ]

口臭の原因になり、進行すると歯がグラグラになって抜けてしまう歯周病。

実は放置しておくとからだの病気にも影響する怖い病気です。最近では、特定健康診査の質問票に歯に関する項目が追加されるなど、歯や口腔内の健康が重要視されています。

歯やお口の健康管理に積極的に取り組みましょう!

こんな人は特に注意!歯周病のからだへの影響

□血糖値が高い人

⇒歯周病の重症化、糖尿病の悪化

血糖値が高いと免疫力が低下してしまい歯周病が重症化しやすくなります。一方、歯周病になると歯肉で発生した炎症性物質によって糖尿病が悪化しやすくなります。

□メタボの人

⇒動脈硬化、心筋梗塞、高血圧など

歯周病菌が血液中に流れ込むと、血管に炎症を起こして動脈硬化が進行します。その結果、血管がつまりやすくなり、心筋梗塞などを引き起こすリスクが高まります。

同様に、高血圧のリスクも増加します。

□喫煙する人

⇒歯や歯肉の黒ずみ、口臭・歯周病の悪化

喫煙は歯の黒ずみや口臭の原因に。また、タバコの煙の有害物質は歯肉の血管や細胞のほか白血球の働きを悪くするため、歯周病は重症化し、治りにくくなります。

□妊娠中の人

⇒早産、低体重児出産

歯周病菌の炎症性物質によって早産や低体重児出産のリスクが増加。つわりで歯みがきが不十分になったり、ホルモンの変化で歯周病になりやすくなります。

もちろん上記にあてはまらない人も歯周病の予防や治療は必要です。

高齢になると、歯周病菌の存在が誤嚥性肺炎に繋がったり、骨粗しょう症や認知症に悪影響を与えるなど、さらに多くのリスクを抱えることになります。

 

セルフケアとプロフェッショナルケアで予防しましょう!

歯の健康を保ち歯周病を予防するためには正しい口腔ケアをおこなうことが必要です。

口腔ケアは、毎日のセルフケアだけでなく、プロフェッショナルケアとして歯科医師や歯科衛生士による指導と定期歯科検診が歯周病予防に繋がっていきます。

まずはご自身で、歯ブラシやデンタルフロス・歯間ブラシを使用し、毎日歯垢をきれいに取り除くことを意識してみてください。

ベースとなるセルフケアの後は、我々の出番です。

ご自身ではできない歯石の除去など、歯のクリーニングをおこないます。

また、それぞれのお口の状態にあった適切な歯みがきの方法をお伝えしますので、日々の生活に取り入れてみてください。

定期歯科検診は、3カ月に一度が目安になります。

丁寧にケアしていきますので、初めての方でもご安心していらしてくださいね。

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