オールオン6は奥歯も入りますか?
2024年04月23日 [インプラント]
オールオン6は奥歯も入りますか?
オールオン4インプラントは、上あごまたは下あごの歯を全て失った患者さんに対して、わずか4本のインプラントで固定式の総入れ歯を装着する革新的な治療法です。一方、オールオン6は、6本のインプラントを使用することで、さらに安定性と機能性を向上させた方法です。それでは、オールオン6で奥歯も入るのかどうか、詳しく見ていきましょう。
1. オールオン6とは?
オールオン6は、オールオン4の概念を発展させた治療法で、6本のインプラントを使用して総入れ歯を固定します。インプラントの本数が増えることで、より強固な固定力が得られ、咬合力の分散も優れているため、奥歯部分にも適用可能です。
2. オールオン6の利点
– 6本のインプラントによる強固な固定力
– 奥歯部分までカバーできるため、自然な咀嚼機能の回復が可能
– 骨量が少ない場合でも適用可能
– 総入れ歯の安定性が向上し、違和感が少ない
– メンテナンスが容易で、長期的な使用が可能
3. オールオン6の適用条件
オールオン6は、以下のような条件を満たす患者さんに適しています。
– 上あごまたは下あごの歯を全て失った方
– 十分な骨量がある方
– 全身状態が良好で、インプラント手術に耐えられる方
– 定期的なメンテナンスが可能な方
4. オールオン6の手術の流れ
オールオン6の手術は、以下のような流れで行われます。
1. 診査・診断:CT撮影や模型分析など、必要な検査を行い、治療計画を立てます。
2. インプラント手術:局所麻酔または全身麻酔下で、6本のインプラントを埋入します。
3. 仮歯の装着:手術後、仮歯を装着し、治癒期間中の機能と審美性を確保します。
4. 最終補綴物の装着:治癒期間(3〜6ヶ月)後、最終的な総入れ歯を装着します。
5. オールオン6のメンテナンス
オールオン6で良好な結果を長期的に維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
– ブラッシングや歯間ブラシの使用など、日常的な口腔ケア
– 定期的な歯科医院でのクリーニングや点検
– 適切な食生活と生活習慣の維持
6. オールオン6の注意点
オールオン6は優れた治療法ですが、以下のような点に注意が必要です。
– インプラント手術に伴うリスク(感染、神経損傷など)
– 治療期間が長く、複数回の来院が必要
– 総入れ歯の破損や脱離のリスク
– 費用が高額になる可能性がある
7. まとめ
オールオン6は、6本のインプラントを使用することで、奥歯部分までカバーできる総入れ歯の治療法です。強固な固定力と優れた咀嚼機能の回復が期待でき、骨量が少ない場合でも適用可能です。ただし、手術に伴うリスクや治療期間、費用などを考慮する必要があります。
結論として、オールオン6は奥歯も入る治療法であり、歯を全て失った患者さんにとって有効な選択肢の一つです。しかし、個々の患者さんの状態や要望に合わせて、適切な治療法を選択することが重要です。当院では、豊富な経験を持つ歯科医師とスタッフが、患者さんお一人おひとりに合わせた最適な治療プランをご提案いたします。オールオン6をはじめとする様々な治療法について、お気軽にご相談ください。
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