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歯が痛い!神経を抜かないといけない?!歯髄炎について解説

2023年08月27日 [スタッフブログ]

歯の痛みは誰もが経験することのある問題です。

突然の痛みに対処する方法や応急措置を知っておくことは大切です。

あなたはこんな症状がありますか?

 

✅飲食時や寒暖差に感じる急激な歯の痛み

✅冷たさ・温かさ・甘い食べ物などに対して過敏に感じる

✅腫れや膿が発生し、歯や顔が腫れる

✅歯が黒ずんだり、変色している

✅歯がぐらつき噛むときに違和感を覚える

 

これらの自覚症状が必ずしも全て現れるわけではありません。症状や状況によって異なる場合があり、以上のことは歯髄炎の疑いがある可能性があります。

 

歯髄(歯の神経)とは何か?

歯髄は、歯の中にある大切な神経と血管の組織です。歯の根から歯冠部に広がる空間に収まっています。寒暖の変化や外傷などによる刺激に反応して、歯を守りながら痛みを感じる役割を果たしています。また、歯の成長時には歯の成分を作り出し、成長後も歯の栄養供給に関わっています。歯髄の健康を保つことは、歯の正常な機能と快適な口の中を維持するために非常に重要です。

 

歯髄炎の原因・症状・応急措置

歯髄炎は、歯の内部にある歯髄が炎症を起こす状態を指します。主な原因はむし歯や歯周病の進行で、これらの疾患が歯の表面から内部に進入し、歯髄に感染を引き起こします。歯髄炎の典型的な症状は、急激な歯の痛みや腫れ、歯の感度の増加です。歯に対する熱や冷の刺激に過敏になることもあります。応急措置としては、アイスパックや市販薬の服用で痛みを和らげることができますが、これは一時的な対処方法です。重要なのは早めの歯科医の診断と適切な治療を受けること。根管治療や抗生物質の使用が考えられ、歯髄炎の進行を防ぎます。自然治癒をすることはありませんので、何らかの処置が必要です。放置せずに早期対応することで、歯の健康と快適な口腔環境を保つことができます。

 

効果的な治療法

歯髄炎の治療法として、根管治療が一般的に行われます。根管治療は、歯の内部にある感染した歯髄を取り除き、清掃・充填する治療法です。歯を抜くことなく、歯を残したまま痛みや感染を解消し、歯の機能を保持します。治療後は、保護的な被せ物をかぶせることで元の機能を取り戻すことができます。この治療により、歯髄炎による痛みが改善し、再発を防ぐことができます。

 

いかがでしたか?

 

歯髄炎は放置すると進行し、感染が広がり、周囲の組織や顎の骨にも悪影響を及ぼします。さらに、痛みが慢性化して日常生活にも支障をきたす可能性があります。早めの治療により、歯髄炎の進行を防ぎ、歯の機能や健康を守ることが重要です。

歯髄炎を放置せず、早めに歯科医に相談しましょう。専門的な診断と治療で、痛みから解放されて、健康な笑顔を取り戻しましょう。

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