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インプラント後はMRIを撮影できますか?

2024年02月06日 []

インプラント後はMRIを撮影できますか?

インプラント治療を受けた後に、MRI検査を受けることはできるのでしょうか?この疑問は、インプラント治療を検討している方や、すでにインプラントを入れている方にとって、気になるところだと思います。

MRI検査は、がんや脳卒中などの重大な病気の診断に用いられる医療機器で、強力な磁気を利用して体の内部を撮影します。しかし、その磁気の影響で、体内に金属を埋め込んでいる場合には、MRI検査ができないという話を聞いたことがあるかもしれません。

では、インプラントは金属製の医療器材ですが、MRI検査に支障をきたすのでしょうか?この記事では、インプラント後のMRI検査の可能性と注意点について、詳しく解説します。

インプラントとは

まずは、インプラントとはどのようなものなのかを簡単にご説明しましょう。インプラントとは、歯を失った場合に、その代わりとなる人工の歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。インプラントには、主に以下の3つの部分があります。

インプラント治療のメリットは、以下のようなものがあります。

インプラント治療は、一般的には以下のような流れで行われます。

インプラント治療は、高度な技術と経験が必要な治療法です。そのため、インプラント治療を行う歯科医師や歯科医院の選び方は、非常に重要です。インプラント治療を受ける際には、以下のような点に注意して、信頼できる歯科医師や歯科医院を探しましょう。

インプラント治療は、失った歯の機能を回復するだけでなく、見た目の美しさも大切にします。インプラントの上部構造は、天然の歯に近い色や形に作ることができるので、他の人から見てもインプラントだとわかりにくいのが特徴です。 また、インプラント治療は、入れ歯やブリッジと比べて、より自然な噛み心地を得られるというメリットもあります。入れ歯は、顎の骨に乗せるだけなので、噛むときに動いたり外れたりすることがあります。ブリッジは、両端の歯を削って橋をかけるので、天然の歯への負担が大きくなります。 それに対して、インプラントは、顎の骨に直接固定されるので、グラつきや違和感がなく、自分の歯のように使うことができます。また、インプラントは、周囲の歯を削る必要がないので、天然の歯を残すことができます。 インプラント治療のもう一つの大きなメリットは、顎の骨の吸収を防ぐことができる点です。歯を失うと、その部分の骨は刺激がなくなるため、徐々に縮んでいきます。それにより、顔のシワやたるみの原因になったり、ほかの歯が傾いたりすることがあります。 しかし、インプラントを入れることで、顎の骨に適度な刺激を与えることができ、骨の吸収を抑えることができます。それにより、顔の輪郭や口元の印象を長く保つことができるのです。 ただし、インプラント治療は、手術を伴う治療なので、リスクがないわけではありません。まれに、インプラントが脱落したり、感染したりすることがあります。また、手術の際の痛みや腫れ、神経の損傷などの可能性もゼロではありません。 そのため、インプラント治療を受ける際は、リスクについても十分に理解し、納得した上で決断する必要があります。また、手術後のケアや定期的なメンテナンスを怠らないことも大切です。 インプラント治療は、保険適用外の自由診療なので、費用は全額自己負担になります。1本あたり30万円から50万円程度が相場ですが、本数や難易度によって変わります。費用対効果を考えると決して安い治療ではありませんが、長期的な口腔内の健康を考えれば、決して高すぎる投資ではないと言えるでしょう。

インプラント後のMRI検査の可能性

インプラント治療を受けた後に、MRI検査を受けることはできるのでしょうか?結論から言えば、 インプラント治療を受けても、MRI検査は可能です 。

しかし、その前提として、 インプラントに使用されている金属が非磁性体であること が必要です。非磁性体とは、磁石にくっつかない金属のことで、チタンやチタン合金などが該当します。

現在、ほとんどのインプラントには、チタンやチタン合金が使用されています。そのため、インプラント治療を受けた方の多くは、MRI検査に支障をきたすことはありません。

MRI検査は、強力な磁気を利用して体の内部を撮影する方法です。そのため、体内に磁気に反応する金属がある場合には、以下のような問題が起こる可能性があります。

これらの問題を防ぐために、MRI検査を受ける際には、身につけている金属製のものをすべて外すように指示されます。しかし、体内に埋め込まれている金属は、簡単に外すことができません。

そのため、体内に埋め込まれている金属の種類によっては、MRI検査ができない場合があります。例えば、以下のような場合です。

これらの場合には、MRI検査を受けることができないか、事前に金属を取り除く必要があります。しかし、これらの場合は、ごくまれであり、現在のインプラント治療ではあまりありません。

インプラント後にMRIの撮影が可能かは、事前に歯科医師によく相談するようにしてください。


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