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インプラント治療は痛いのでしょうか?

2023年12月20日 []

インプラント治療は痛いのでしょうか?

インプラント治療は痛いのでしょうか?という疑問を持つ方は多いと思います。インプラント治療は歯を失った場合に、顎の骨に人工の歯根を埋め込んで、その上に人工の歯をかぶせる方法です。自分の歯に近い見た目や機能を得られるというメリットがありますが、外科手術を伴うため、痛みやリスクが心配になるのも当然です。

そこで、この記事では、インプラント治療の痛みについて、以下のような内容で詳しく解説していきます。

インプラント治療の痛みについて知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

インプラント治療中の痛みはどれくらいか

インプラント治療中の痛みについては、一般的にはほとんど感じないと言われています。インプラント治療は、局所麻酔を使って行われるため、手術中は麻酔が効いている間は痛みを感じることはありません。もし、痛みを感じるとしたら、最初に打つ麻酔の注射くらいでしょう。しかし、これも少しチクッとする程度で、激しい痛みではありません。

もちろん、痛みの感じ方は個人差がありますし、治療方法や範囲にもよりますので、一概にすべての人が痛みを感じないとは言えません。しかし、インプラント治療を受けた人の多くは、「意外と痛くなかった」という感想を持っています。インプラント治療は歯科治療の中でも比較的新しい方法ですので、その実態が一般に浸透していないだけなのかもしれません。

インプラント治療中に痛みを感じる可能性があるのは、以下のような場合です。

これらの場合には、痛みを伝えて麻酔の量や方法を調整してもらうことができます。また、痛みに強い不安がある方は、麻酔の種類を変えたり、鎮静剤を使ったりすることもできます。インプラント治療は高度な技術を要する治療ですので、歯科医師とのコミュニケーションがとても大切です。痛みに関する不安や疑問は、事前にしっかりと相談しておきましょう。

インプラント治療中の痛みに関連して、麻酔の種類についても説明します。インプラント治療では、主に以下の3種類の麻酔が用いられます。

これらの麻酔方法は、患者の状態や治療の内容に応じて選択されます。麻酔の種類や量についても、事前に歯科医師とよく相談しておくことが大切です。

インプラント治療後の痛みはどれくらい続くか

インプラント治療後の痛みについては、個人差が大きいと言われています。インプラント治療は切開や縫合などの外科手術を行いますので、麻酔が切れた後は患部が痛むことがあります。

また、インプラントを埋め込んだ部分が腫れたり、出血したりすることもあります。これらの症状は一時的なものであり、通常は数日から数週間で自然に治まります。

インプラント治療後の痛みや腫れの程度は、以下のような要因によって異なります。

一般的には、インプラントの本数が多かったり、奥歯の方にインプラントをしたり、骨や歯茎の移植をしたり、抜歯とインプラントを同時に行ったりすると、痛みや腫れが強くなる傾向があります。また、個人の体質や免疫力によっても、回復のスピードや痛みの感じ方が変わります。

インプラント治療後の痛みや腫れに対処する方法は、以下のようなものがあります。

インプラント治療後は、歯科医師から痛み止めが処方されますので、それを服用することで痛みを和らげることができます。

また、患部を冷やすことで、腫れや出血を抑えることができます。ただし、冷やしすぎると逆効果になることもあるので、注意が必要です。

食事や飲み物は、柔らかくて温かいものを選び、患部に負担をかけないようにしましょう。タバコやお酒は、傷の治りを遅らせたり、感染のリスクを高めたりするので、できるだけ控えるようにしましょう。

運動や入浴は、血圧や体温の上昇によって出血が増えたり、炎症が悪化したりする可能性があるので、できるだけ控えるようにしましょう。

インプラント治療後の痛みや腫れは、正常な回復過程の一部ですので、あまり心配する必要はありません。

しかし、もし痛みや腫れが長く続いたり、悪化したりする場合は、速やかに歯科医師に相談してください。インプラントの周囲に感染が起きたり、インプラントがずれたり、骨と結合しなかったりするというトラブルが起こる可能性があるからです。

インプラント治療の痛みを軽減する方法はあるか

インプラント治療の痛みを軽減する方法は、予防対処の2つに分けられます。予防とは、インプラント治療に臨む前に、自分の口腔内の状態を改善したり、歯科医師との相談をしたりすることです。対処とは、インプラント治療後に、痛みや腫れを和らげたり、感染やトラブルを防いだりすることです。

予防

インプラント治療の痛みを予防するためには、以下のようなことができます。

口腔内の清潔を保つことは、インプラント治療の成功にとって非常に重要です。歯磨きやフロスなどの日常的なケアはもちろん、インプラント治療前にはプロフェッショナルクリーニングを受けることをおすすめします。

これにより、口腔内の細菌や炎症を減らし、インプラントの周囲に感染が起きるリスクを低減することができます。

また、歯周病や虫歯などの口腔内の病気は、インプラント治療の障害になりますので、事前に治療を受けておくことが必要です。歯周病や虫歯が進行すると、骨や歯茎が破壊され、インプラントの固定や結合に影響を与えます。

また、歯周病や虫歯の菌がインプラントに感染すると、インプラント周囲炎という病気を引き起こす可能性があります。インプラント周囲炎は、インプラントの失敗や脱落の原因になりますので、注意が必要です。

インプラント治療の流れやリスクを理解することも、痛みを予防するために大切です。インプラント治療は、一般的な歯科治療とは異なり、外科手術を伴う高度な技術を要する治療です。そのため、インプラント治療には、痛みや腫れ、出血、感染、神経損傷、骨吸収、インプラントの脱落などのリスクが伴います。

これらのリスクは、歯科医師の技術や経験、患者の体質や口腔内の状態、インプラントの種類や本数、治療方法や範囲などによって異なります。インプラント治療を受ける前に、これらのリスクについて十分に説明を受け、納得しておくことが重要です。また、インプラント治療には、複数回の診療や長期的なアフターケアが必要ですので、その点も理解しておく必要があります。

痛みに関する不安や希望を伝えることも、痛みを予防するために有効です。インプラント治療には、局所麻酔を使って行われますが、麻酔の効き方や感じ方は個人差があります。

また、麻酔の種類や量も、患者の体重や体質、インプラントの位置や本数などによって変わります。インプラント治療前に、自分の痛みの耐性や不安度を歯科医師に伝え、麻酔の種類や量を確認しておくことが大切です。

もし、麻酔の注射が怖いという方は、麻酔の前に表面麻酔を塗ってもらうこともできます。

また、鎮静剤の使用を検討することも、痛みを予防する方法の一つです。鎮静剤とは、精神的な緊張や不安を和らげる薬のことで、インプラント治療の際に使用することができます。鎮静剤には、経口鎮静剤、吸入鎮静剤、静脈鎮静剤などの種類があります。

鎮静剤を使用すると、リラックスした状態になり、痛みや恐怖を感じにくくなります。ただし、鎮静剤には、副作用や注意点もありますので、使用する場合は、歯科医師とよく相談してください。

対処

インプラント治療の痛みを対処するためには、以下のようなことができます。

インプラント治療後は、歯科医師から痛み止めが処方されますので、それを服用することで痛みを和らげることができます。痛み止めには、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛剤などの種類があります。痛み止めは、歯科医師の指示に従って、適切な量とタイミングで服用しましょう。痛み止めの服用には、副作用や注意点もありますので、使用する場合は、歯科医師とよく相談してください。

また、患部を冷やすことで、腫れや出血を抑えることができます。インプラント治療後は、患部に氷嚢や冷えピタなどを当てることで、血管を収縮させて、炎症を抑えることができます。ただし、冷やしすぎると逆効果になることもあるので、注意が必要です。一般的には、インプラント治療後の最初の24時間は、患部を10分間冷やしては10分間休むというサイクルで繰り返すと良いと言われています。また、冷やすときは、直接肌に当てないように、タオルなどでくるんでください。

インプラント治療後は、食事や飲み物にも気をつける必要があります。患部に負担をかけないように、柔らかくて温かいものを選びましょう。硬いものや熱いものは、傷口にダメージを与えたり、出血を増やしたりする可能性があります。また、酸っぱいものや辛いものは、傷口に刺激を与えたり、痛みを強くしたりする可能性があります。食事の際は、できるだけインプラントの反対側の歯で噛むようにしましょう。食事の後は、口をすすいだり、歯磨きをしたりすることで、口腔内の清潔を保ちましょう。

インプラント治療後は、タバコやお酒を控えることが大切です。タバコやお酒は、傷の治りを遅らせたり、感染のリスクを高めたりするので、できるだけ控えるようにしましょう。タバコは、血液の流れを悪くしたり、インプラントと骨の結合を妨げたりすることがあります。お酒は、血圧や体温の上昇によって出血が増えたり、炎症が悪化したりすることがあります。また、タバコやお酒は、痛み止めとの相互作用によって、副作用を引き起こすこともあります。インプラント治療後は、少なくとも1週間はタバコやお酒を控えることをおすすめします。

インプラント治療後は、運動や入浴も控えめにすることが必要です。運動や入浴は、血圧や体温の上昇によって出血が増えたり、炎症が悪化したりする可能性があります。また、運動や入浴は、インプラントの位置や固定に影響を与えることもあります。インプラント治療後は、少なくとも1週間は激しい運動や長湯を避けることをおすすめします。軽い運動やシャワーなら問題ありませんが、無理をしないようにしましょう。

インプラント治療後は、歯科医師との定期的なフォローアップが必要です。インプラント治療は、一度に終わるものではなく、複数回の診療や長期的なアフターケアが必要なものです。インプラント治療後は、歯科医師から指示された日程で、患部のチェックや抜糸、インプラントの調整などを受ける必要があります。また、インプラント治療後は、定期的にレントゲンやCTなどの検査を受けることで、インプラントの状態や骨の吸収の有無などを確認する必要があります。インプラント治療後のフォローアップは、インプラントの成功や長期的な安定にとって非常に重要ですので、必ず受けるようにしましょう。


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