インプラント治療で歯茎が下がる??
2024年03月26日 [インプラント]
インプラント治療で歯茎が下がる?
インプラント治療は、失った歯の機能を回復するための有効な治療法ですが、治療後に歯茎が下がってしまうことがあります。これは、インプラント周囲炎と呼ばれる合併症が原因です。本記事では、インプラント治療で歯茎が下がる原因と予防法について詳しく解説します。
1. インプラント周囲炎とは?
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の歯肉や骨に炎症が起こる病気です。歯周病と似ていますが、天然歯ではなくインプラントに影響を与えます。炎症が進行すると、支持骨が吸収されてインプラントが失敗に至ることがあります。
2. インプラント周囲炎の原因
インプラント周囲炎の原因には、以下のようなものがあります。
・口腔衛生状態の悪化
歯磨きやデンタルフロスの使用が不十分だと、プラーク(歯垢)がたまりやすくなります。プラークに含まれる細菌が歯肉に炎症を引き起こし、インプラント周囲炎のリスクが高まります。
・喫煙
喫煙は歯周病のリスク因子として知られていますが、インプラント周囲炎のリスクも高めます。喫煙によって口腔内の血行が悪化し、免疫力が低下するため、炎症が起こりやすくなるのです。
・全身疾患
糖尿病などの全身疾患があると、インプラント周囲炎のリスクが高くなります。これは、全身疾患によって免疫力が低下し、炎症が起こりやすくなるためです。
・インプラントの位置や方向
インプラントの位置や方向が適切でないと、力の加わり方が不自然になり、インプラント周囲の骨に過度の負担がかかります。その結果、骨が吸収されてインプラントが失敗することがあります。
3. インプラント周囲炎の症状
インプラント周囲炎の代表的な症状は以下の通りです。
・歯肉の発赤・腫れ
・歯肉からの出血
・歯肉の recession(退縮)
・インプラント周囲の排膿
・インプラントの動揺
これらの症状が現れたら、早めに歯科医院を受診しましょう。炎症が進行する前に適切な処置を行うことが大切です。
3.5. インプラント周囲炎が起こる時期 インプラント周囲炎は、インプラント治療後のどの時期にも起こる可能性があります。特に、インプラント治療後から1年以内に発症することが多いと報告されています。 ただし、インプラント治療後数年以上経過してから発症するケースもあるため、注意が必要です。定期的なメンテナンスを受けることで、インプラント周囲炎の早期発見・早期治療が可能になります。 また、インプラント周囲炎は、インプラントの部位によって発症しやすさが異なります。上顎よりも下顎、前歯部よりも臼歯部で発症しやすいことが知られています。これは、口腔衛生状態の管理が難しい部位だからです。 特に、インプラント治療後は定期的なメンテナンスを受けることが大切ですが、自分でできるセルフケアも重要です。歯磨きやデンタルフロスの使い方を歯科医師や歯科衛生士に相談し、適切な方法で行いましょう。 万が一、インプラント周囲炎の症状が現れたら、早めに歯科医院を受診することが大切です。症状が軽度のうちに適切な処置を行うことで、インプラントを長く使い続けることができます。
4. インプラント周囲炎の予防法
インプラント周囲炎を予防するには、以下のようなことが重要です。
・口腔衛生状態を保つ
歯磨きやデンタルフロスを使って、プラークをこまめに除去しましょう。特にインプラント周囲は入念にケアする必要があります。歯科衛生士によるクリーニングを定期的に受けるのも効果的です。
・禁煙する
喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めるため、できるだけ避けましょう。禁煙が難しい場合は、歯科医師に相談して禁煙指導を受けることをおすすめします。
・全身疾患をコントロールする
糖尿病などの全身疾患がある場合は、主治医と連携して適切な治療を受けましょう。全身状態を良好に保つことが、インプラント周囲炎の予防につながります。
・定期的なメンテナンスを受ける
インプラント治療後は、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。歯科医師によるチェックを受け、早期発見・早期治療に努めましょう。
5. インプラント周囲炎の治療法
インプラント周囲炎の治療法は、炎症の進行度合いによって異なります。
・初期の場合
歯科医師による歯石除去や歯肉縁下の洗浄を行います。抗菌薬の投与を行うこともあります。
・中等度の場合
歯肉剥離掻爬術(フラップ手術)を行い、インプラント表面の汚れを取り除きます。必要に応じて骨移植も行います。
・重度の場合
インプラントを撤去し、再度インプラント治療を行うか、他の治療法を選択します。
インプラント周囲炎は、早期発見・早期治療が何より大切です。定期的なメンテナンスを受け、異常を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。
6. まとめ
インプラント治療で歯茎が下がる原因は、主にインプラント周囲炎です。インプラント周囲炎は、口腔衛生状態の悪化、喫煙、全身疾患、インプラントの位置や方向などが原因で起こります。
予防のためには、口腔衛生状態を保つこと、禁煙すること、全身疾患をコントロールすること、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
インプラント周囲炎の治療法は、炎症の進行度合いによって異なります。早期発見・早期治療が何より大切ですので、異常を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。
以上が、「インプラント治療で歯茎が下がる?」というテーマの記事になります。インプラント治療を受ける際は、医師とよく相談し、適切な治療とメンテナンスを心がけることが大切です。
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